ホンマ矯正歯科

JAW JOINT DISEASE

顎関節症

顎関節症について

顎関節症についての研究が始まって約60年、特に盛んになったのはここ30年くらいのものです。
それ以前は症状を持つ人が少なかったか、あるいは有っても重篤ではなかったため研究対象にすらなっていませんでした。
では何故、最近になって顎関節症を持つ患者さんが増えてきたのでしょう。
それは日本人の食生活と密接に関係があると言われています。
戦後になって日本人の食事は劇的に変化し、急速に欧米化、すなわち軟食傾向(軟らかく高栄養)へとシフト致しました。
極端に言えば、咬まなくても十分に消化と栄養摂取ができる様になったのです。
よく知られているように体の特徴として、よく使う部分は発達し使わない部分は衰退します。
戦後、軟食傾向により日本人の顎および顎の関節は小さく華奢になる傾向にあります。

顎関節症の治療

顎を噛みしめる際に、下顎の位置にずれがみられる患者様がおられます。

下顎は、お口の開閉時に回転運動と滑走運動を組み合わせながら動いています。この動きには顎関節、関節円板、周囲の筋肉や靱帯などが関与しており、個人差も認められます。

また、顎の動きや噛み合わせとの関係についてはさまざまな報告があり、その背景は症例ごとに異なることが知られています。顎関節の状態は、成長発育や筋肉の機能、噛み合わせ、生活習慣など、複数の要因の影響を受けると考えられています。
多くの場合は日常生活に大きな支障をきたしませんが、顎の位置や噛みしめ方によって違和感を覚える方もおられます。
矯正治療では歯を移動させることで咬合を再構成することが可能です。そのため当院では、歯並びだけではなく、顎関節や筋肉の状態との調和にも配慮しながら治療計画を検討しております。

一方で、顎関節の状態や下顎位には個人差が大きく、すべての症例に共通する理想的な位置が存在するわけではありません。当院では、検査所見や症状、治療経過などを総合的に評価しながら治療方針を決定しております。

顎関節の状態には個人差があり、痛みや関節雑音(音が鳴る症状)を認める場合があります。また、まれに顎関節部の骨に変化が生じることもあります。

顎関節の状態によっては、治療期間中や治療終了後にも骨の吸収や増生などの変化が認められる場合があり、その経過には個人差があります。

そのような場合には、矯正治療のみでの対応が難しくなるケースもあります。当院では必要に応じて専門の歯科医療機関や病院と連携し、外科的矯正治療を含めた治療方法について検討することがあります。

治療方法の選択は、症状や検査結果を踏まえて患者様とご相談のうえ決定いたします。

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