札幌市のホンマ矯正歯科

■顎関節症について

顎関節症についての研究が始まって約50年、特に盛んになったのはここ20年くらいのものです。 それ以前は症状を持つ人が少なかったか、あるいは有っても重篤ではなかったため研究対象にすらなっていませんでした。 では何故、最近になって顎関節症を持つ患者さんが増えてきたのでしょう。それは日本人の食生活と密接に関係があると言われています。 戦後になって日本人の食事は劇的に変化し、急速に欧米化、すなわち軟食傾向(軟らかく高栄養)へとシフト致しました。 極端に言えば、咬まなくても十分に消化と栄養摂取ができる様になったのです。よく知られているように体の特徴として、よく使う部分は発達し使わない部分は衰退します。 戦後、軟食傾向により日本人の顎および顎の関節は小さく華奢になる傾向にあります。

■顎関節症の治療

噛みしめるとき、不正咬合が原因となって下顎の位置にズレが生じてしまう事があります。そう言った患者さんには顎関節症がよく見られます。 この時生ずるズレ自体はわずかなものなのですが、顎関節にとっては大きな負担となっています。個人差はあるのですが、華奢な関節の人であれば負担に耐え切れずに、痛みや関節部の異音といった症状をあらわしてきます。その様な場合、矯正治療によって原因因子を取り除いてあげると、ほとんどの顎関節症が解消します。 ただし、顎関節症の原因は単純ではありません。多くの原因が複雑に関係して発生している場合など、矯正治療のみで全てが解決するわけではありません。 このように原因が複合している場合、当院では専門の歯科医院や大学病院の協力を得て、チームアプローチによって解決しております。